ものすごく不満。 なぜ、少年と老人の間に深い友情が芽生えたのか、原作を読んでない人間に理解できるのか。 たかだか1時間半という短い時間では、すかすかの印象しか受けない。 この作品の雰囲気を伝えるためには、3時間は必要。 謎の男たちの不気味さも、この映画からは伝わってこない。 少年期に対する郷愁が多少は感じられるだけ、ましか。 原作との食い違いで腹立たしいのは3点。 1.テッドがのこのこ店を出て、つかまってしまったこと。なぜ、店を出てしまったのかわからない。 2.ボビーがハリーをバットでなぐりつけるところがあるが、映画ではハリーが先に手を出している。原作では、ボビーの不意打ちだ。卑怯だからと変更したのだろうが、ボビーの気持ちを考えれば、原作通りにすべきだった。 3.中年になったボビーが再会するのが、映画ではキャロルの娘になっていたが、これも原作通り、死んだはずのキャロルにすべきだった。 テッドの能力及び敵についても卑小化した話になっているのが不満。 アトランティスの意味も、原作ではかなりあいまいだったが、子供時代の楽しい幻の国などと、はっきり表現しているのがちょっとだけ気にかかる。それだけの意味ではないだろうと思う。 原作をどのように表現しているだろうと、期待しながら見たからがっかりしたが、原作を読んでなければ、少しは情緒を感じ取れるのだろうか。 |