たぶん、殺戮シーンのみに魅惑されるタイプと、そこから生と死、友情と信頼、そこまで思いをはせるタイプに二分されるだろう。
単なる嫌悪派もいるかもしれないが、そこで思考停止してはお話にならない。
思考停止派から見れば、この映画を見る若者には前者のタイプが多いと思われるのであろうが、私は後者が圧倒的に多いと思う。
そして、これは中学生あたりの年代にこそ見せるべきものだとも思う。
人を、それもクラスメートを殺さなければ、自分が生きていけないという極限状況に自分が直面した時、どうするか、考え込んでしまう。
このような状況でも、人を信じることができるのかどうか。
この映画ではいくつもの対応が示される。
自分は、果たしてどのようにふるまうのか。

怠惰な平和よりも、戦争の方がまだ充実した生き方ができると、誰かが言ってたが、怠惰でない平和を何とか作り出せないのか。

私はいろいろ考え込んでしまったが、それでも、この映画のラストはまだ甘いと思う。

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