戦争映画、それもナチの強制収容所を描いた映画で、これほど明るい作品というのは見たことがありません。
前半は脳天気なイタリア男の求婚物語。
これがなかなかこっていて、ハリウッドのおばか映画よりずっと洗練されていると、私は思います。
後半は強制収容所。
幼い息子に、これはゲームだと教え込む父親。
貧しい暮らしにがまんすること、敵にみつからないように隠れることでポイントがたまり、やがては戦車がゲットできると。
胸がしめつけられるような緊張感を同時に味わい、ラストは悲しいながら、子供の無邪気なほほえみに救われる思いを抱きます。

この映画でストーリーとは別に特筆できることは、映像がとてもきれいなこと。
見終わった後も、脳裏にイメージが残ります。

戻る