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額縁を作ろう




材料 フレーム材(モールディング加工済みシーダー)1820x12x28 x1本 ¥390(1)
工作用ヒノキ棒 5x5x900 x2本(1)
ガラス板 2x180x220 ...DIYセンターで切り売りしてます ¥170(1)
ベニア板 2.5x180x220 ...同上 ¥110(1)
マット(専用の厚紙)厚さ3mm...画材屋にあります A3で¥1,000(2)
お気に入りの絵葉書、あるいは写真
額裏留金具(1)
三角金具(1)
*金額は’96年2月の参考価格です。
*(1)はメイクマンで,(2)はみつや書店で売ってます。
その他
水性ボアスティン(好きな色)
木工用ボンド
つや消し透明ウレタンニス



好きな絵や写真を飾っておくための額縁を作りましょう。
もちろん、市販品でもさまざまな物が売られていますが、自分で
作ることができれば、どんなサイズの額縁もつくれますから応用
範囲が広くなります。
材料としてここではあらかじめ基本加工が済んだシーダーの板
を使いますが、もちろん普通の角材を購入しカンナで角を丸くし
てもさしつかえありません。
(えぞ松の板 ¥280)


まずは図のとおり、フレーム材に工作用ヒノキ棒を貼り付けます。
ヒノキ棒はガラス押さえの役割をはたします。

もし、透明ニス仕上げにするのでしたら、この段階の前にヒノキ
棒にスティンを塗って着色しておきます。
カットする前に、あらかじめフレーム材に墨つけ(切断の印)を
行います。ポイントは1mmのマージンを取っておくことです。
今回のカット寸法はマージン込み短辺181mm,長辺221mmです。





乾燥したら、いよいよ最大の難関、45度カットが待っています。
このとき、写真のような治具があると確実に45度カットできます。
ここで正確にカットできるかどうかで本工作の仕上がりが決まります
気合をいれてカットしましょう。






無事カットできれば、四つ角を木工用ボンドで接着します。
このときは水平がきちんと出ている場所で作業してください。
本当は圧着したほうがボンドの強度が出るのですが、これは
難しいので今回は割愛します。

乾燥したら着色します。(無着色仕上げの方はこの項を飛ばして
ください)
水性スティンをてばやく全体に塗ります。
一度目はむらになりますが、重ね塗りをすれば消えますから
あまり気にしないでください。

塗る→乾かす を3回繰り返します。

着色が完了したら、ウレタンニスを塗ります。このとき溶剤で2
倍に薄めて2度塗りを行います。

乾燥するまで時間がかかりますから、この間にマットのカットを
行います。

マットカッター(図)を準備します。
マットの中央、絵葉書が入る部分をくり貫きます。
このときコーナーの処理に気を付けましょう。0.5mmほど
余分に切り込みを入れた方が無難です。

すべての材料がそろったら、図の通り組み立てます。






裏面に額裏留金具をつけます。
コーナーに補強用材(三角に切ったベニア板)を貼り付けます。
最後に壁に飾るための三角金具をつけて出来上がり。






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