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(9)型紙の転写


 プリントアウトした型紙の下絵をシナベニア板へ転写します。
 転写のために下に敷いてあるのはチャコペーパーです。もし
入手が難しいようでしたら替わりに型紙の裏面を4Bの鉛筆で
塗りつぶしてください、これでも十分転写できます。塗りつぶ
すのは線があるところだけでかまいません。
 転写の方法は下絵を鉛筆でなぞるだけです、ちゃんと写って
いるかどうか時々チェックしてみてください。







(10)転写した下絵のチェック


チャコペーパーで転写された下絵はかなり薄いです。このま
までは糸ノコでカットするとき切りづらいので濃くするため
鉛筆でなぞります。 











(11)全体のチェック


写し終えたら型紙と照らし合わせてチェックしてください。













(12)糸ノコの準備


 糸ノコの弓に刃をセットします。刃はピンと張ってください
きちんと張れているかのチェックは刃を指ではじくとわかりま
す。にぶい音がするときは張りが弱い証拠です。











(13)糸ノコによるカット


 縁側などの段差を利用して板を保持しながらカットします。
 慎重にカットするのはもちろんですが、ある程度いきおいも。
必要です。迷いながら切ると刃跡ががたがたになるのです。
1〜2mmはずれてもいいからおもいきり進めたほうが仕上がり
はきれいです。











(14)きついコーナーのカット方法


 糸ノコにはちょっとしたテクニックが必要です。ここでは
どうすればきついコーナーをカットできるのかを紹介しましょ
う。図のようなコーナーはいった飛ばしてしまいます。つぎに
全体の形ができあがってからあらためてカットします。
その場合、山から谷にむかって2ヶ所からカットすれば谷は
鋭角のままカットされるというわけです。









(15)窓の処理


 窓はいったんドリルで下穴をあけておきます。そこへ糸ノコの
刃を弓からはずして通した後もう一度弓にセットするのです。
手間のかかる部分ですがこつこつ地道にあけていきましょう。












(16)部材の確認


 3つのプレートと月や星のパーツがすべてそろったかチェック
しましょう。そろったら各部材にサンドペーパーをかけます。
全体的に角をまるめる感じでペーパーをかけると仕上がりがやさ
しく見えます。
 プレートの塗装ですが、私は未塗装のまま使っています。










(17)仮組テスト


 プレートがきちんと台座におさまるかどうかチェックします。
ぐらぐらするような場合はプレートを木工用ボンドで台座に固定
するしかないでしょう。ただし、その場合は配線が全部終わって
から固定してください。
 仮組みが終わったら配線を行いますのでプレートをはずします
このとき無理な力を加えてプレートを折ったりしないよう慎重に
あつかってください。









(18)電源ケーブル処理


 台座を塗装するのなら配線を行う前に行いましょう。図では軽く
クリアーニスを一回塗っています。
 背面からケーブルを通し、ケーブルの先端1cmほど被覆をむいて。
おきます。










(19)配線補助材料の準備


 電源ケーブルのところで15cmの部材をとっておくよう指示しまし
たがおぼえていますか?次の工程で使いますのでここで下準備を行
います。図のように被覆をはがし、銅線の束が見える状態にして、
銅線を数本抜いてください、この抜いた銅線を次のステップで使用
します。










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