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電球の配線


 電源ケーブルと口金の間の配線は右図のようになります。
 電球を並列つなぎで配線するわけです。












(20)口金付属のリード線カット


 E12口金にはリード線がついています。このリード線を図の
とおり40mmと75mmのところでカットします。2つの口金両方
ともに同じようにカットしてください。
 カットしたら1cmほど被覆をはがします。










(21)電源ケーブルと75mmのリード線をはんだ付け準備


工程19で準備した銅線を使います。
電源ケーブルと75mmでカットしたリード線の被覆をむいた部分を
それぞれかるくよじります。つぎにこの二つの被覆をむいた部分
を1本の銅線をからめて固定します。










(22)はんだ付け


 ハンダゴテを導線にあてて十分熱したらはんだを溶かしはんだ
付けをおこないます。
 はんだ付け終了後に銅線の余っている部分をカットします。











(23)40mm側の処理


 40mmにカットしたリード線にヒシチューブ2cmを通しておきま
す。これは忘れないよう注意してください。
 40mmにカットしたリード線にあらかじめはんだを流しこんで
おきます、この作業を通称「はんだメッキ」と呼んでいます。 












(24)はんだ付け


 工程21の部分と22の部分をはんだ付けします。ここは誰か別
な人の手をかりて行うのがいいでしょう。
 ひとりで作業する場合は図のように親指と小指で口金を保持
し、ひとさし指となか指ではんだを保持します。
右手でハンダゴテを近づけ、いっきにはんだ付けしてしまいま
しょう。はんだが固まるまで手を動かしてはいけません。










(25)収縮チューブ処理


 あらかじめ口金側に通してあったヒシチューブをはんだ付けし
た部分にかぶせます。(結構きついかもしれません)
 ヒシチューブをかぶせ終わったらドライヤーで熱を加えます。
みるみるうちにヒシチューブは収縮をはじめはんだ付け部分を
カバーします。











(26)口金を台座に取り付け


 口金を台座に取り付けるためドリルで下穴をあけます。ビット
は2mmでよいでしょう。
 口金の位置ですが口金の中心が台座の端から60mmになるように
してください。












(27)口金の固定


 3.1×16mmの木ねじを使い、口金を台座に固定します。
これで両方の口金が台座についたら配線は完了です。













 


(28)プレートの取り付けと完成


 A,B,Cの各プレートを取り付ければ完成です。さっそく通電して
みましょう。
 シュビップボーゲンは暗いところにかざってはじめて真価を発揮します。
ドイツでは窓の外にむけて窓際に置くようですね。
クリスマスの飾りとしても、また常夜灯としても使えます。また、季節ごとに自分で
デザインしたプレートに差し替えてみるのも楽しいでしょう。










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