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Woodyなポストを作ろう


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材料
ヒノキとチークの板材。今回はフローリング材を流用
真鍮の木ネジ...(錆に強い)
真鍮蝶番、マグネットハッチ

その他
水性ボアスティン(好きな色)
2液混合型エポキシ接着剤
ワトコオイル、(木彫り用のオイルならなんでもOK)



今回はポストを作ってみました。
他の木工作品とは違って、ポストは直射日光や風雨に
さらされるため耐久性も計算して作らなければなりません。
まず、製作に当たって留意する点をまとめてみましょう。

1)風雨にさらされるので水に強い材料を用意する
一般的に針葉樹のほうが水には強いと言われています。
杉、ヒノキなどが最適でしょう。
広葉樹ならヨットに使われているチークなどでしょう。
2)紫外線に強い着色塗装を施す。
着色では染料系より顔料系が紫外線に強いといわれて
います。
塗装は屋外での決定版がまだ私はわかりません。
水への強さではカシューなどがよいようですが紫外線
には弱いという文献もあり、今回は見送りました。
3)接着剤にも注意が必要
屋内での木工には絶大の威力を発揮する酢酸ビニール系
接着剤(木工用ボンドなど)も屋外では水には弱いため
使えません。2液混合型エポキシが無難でしょう。
4)実用品なので「用と美」を満たすことを目標とする
実用クラフトは「用いて便利で見て美しい」を目指しま
しょう。
(棒ほど願って針ほどかなう?)



まずはイメージスケッチからはじめます。
私の場合woodyな感覚を重視し、山小屋風
のポストにしました。















具体的な寸法を決めます。ここではA4
サイズの雑誌が郵便物としてちゃんとポ
ストに収まることを想定して寸法を決め
ました

材料の検討をします。上記の理由と材料
の入手の問題から今回はヒノキとチーク
を用いることにしました。いずれもフロ
ーリング材として流通しており、入手も
それほど難しくありません。
(私の場合たまたま知人から端材を譲っ
ていただけたという事情もあります。 )


いよいよ製作にはいります。原寸大の設
計図は作っておいた方が便利でしょう、
カットした部材を図面と合わせて採寸ミ
スがないか確認できますから。







板を鋸でカットして部材を作ります。
本当はテーブルソーがあればこの過程はそう
とう楽になるのですが、私は持ってないので
鋸とカンナでこつこつと部材を作りました。







屋根の部分には彫刻刀で模様をつけます。
彫刻が終わったらボア・ステイン(商品名)の
チェスナットで着色します。
塗りムラを避けるため3回に分けて塗ります。










部材が全部そろったら、仮組みをしてみま
しょう。採寸ミス、切断ミスはこのときに
発見できます。(私もありました)


仮組みがOKなら、接着剤で本組みに入り
ます。ハタガネやクランプを利用して圧着
してください。


だいたいの形ができてきます。ここでデザ
インの再検討に入ります。いざ作ってみる
と最初のイメージスケッチと印象が違って
きますので、そのときのひらめきで改良を
加えます(^_^)





ヒノキだけではデザイン的にしまりがない
ためチークでモールディング(縁取り)とレ
タリング(文字入れ)することにしました。
またこつこつと部材を作ります。
モールディングの部分はチークのフローリ
ング材を引き割って作りました。








鋸で切り出した縁取り用チーク板にカンナをかけて部材を作ります









郵便物は側面から取り出すことにします、
蝶番とマグネットハッチで開け閉めできる
ようにします。





組み立てが終わったら塗装に入ります。
今回はオイルフィニッシュにしました。
壁に取り付けて完成です。

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