Cycad
ソテツ類
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Wonder Garde Island で栽培しているソテツ類です。200種くらい植えましたがだいぶ枯らしてしまいました。どうも世界でもっとも強いのはCycas
revoluta のようです。暴風や潮、乾燥など霜や少しの降雪など耐える力を持っています。他のソテツはデリケートなものもたくさん有るようです。 かろうじて生き残ったソテツたちを紹介します。 取り上げたものはほとんど種子から栽培したものです。 |
| 世界のソテツ | |
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ワンダーガーデンアイランドでは海外や山野、墓の側などどこにでも野生のソテツがありふれて自生しています。ところが他のソテツではこのようにありふれて生育する種類はないようです。 アフリカソテツ協会の機関紙をみますとアフリカには数十種類のソテツがありますが、どの種も絶滅の危機に瀕しており、個体数も最高で1万個体で数百とか数十個体、Encephalartos woodii にいたっては発見時すでに1個体しか残っていなかったというほど希少な植物グループなのです。 その中から変化葉、斑入り、黄金などさまざまなソテツが見出されてきたことは奇跡に近いとしかいいようがありません。 珍奇さを抜きにしてもソテツの変化葉は1級の芸術品に相当する美しさを持っています。 |
| 変化葉ソテツ | |
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白い幹肌に細幹、多数出た子枝に孫枝までがつき、根は肥厚し皮目もできています。小型でありながら長い年月を生き抜いた姿はそれだけで感動します。 このようなソテツは自然には見られず、土に埋まった幹から年月かけて土中で細く伸びた株を掘り起こし鉢に植えて作るようです。 最近は細幹だけではなく太くても古色を帯び野武士然としたものを栽培している方も多いです。 ワンダーガーデンアイランドでは最近ソテツだけの盆栽展も行われるようになりちょっとしたブームが起こりそうです。 |
| ソテツの盆栽 | |
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ワンダーガーデンアイランドの住民は昔から台風と旱魃と政治による飢饉に苦しめられてきました。それでも何とか生きていくことができたのもソテツのおかげです。 ソテツは救荒食物としてだけでなく日常的に利用されてきたようです。 住民とソテツの関わりについて少しだけ。 今ソテツの民俗学にとても興味を持っています。何か良い資料や面白い話などがありましたらご教示ください。 |
| ソテツの文化 | |
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琉球政府は切手や印紙のモチーフとしてソテツを多く用いていました。最初の琉球切手もソテツが描かれています。 私のコレクションはこれくらいですが、他にもっとあるとご存知の方がおりましたらご一報くださいね。 |
| 琉球政府刊行物 | |
| その他 | |
下記は世界の代表的なソテツ協会です。 |
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| The Cycad Society | http://www.cycad.org/ | Seed Bank 有(珍種がよく出ます)。年4回ほどの機関紙。 |
| PACSOA | http://www.pacsoa.org.au/ | Seed Bank 有。Tシャツや本、ポスターなど活動盛ん。年4回ほどの機関紙。カードが使える。 |
| The Cycad Society of South Africa | http://www.cycadsociety.org/ | 年4回ほどの機関紙。 |